校長あいさつ
笑顔あふれる大戸小へようこそ
さいたま市立大戸小学校では、令和6年5月1日現在、445名の児童が「笑顔あふれる大戸小」を スローガンに楽しく学校生活を送っています。令和3年度から始まった学校施設のリフレッシュ工事のため、令和6年度は旧東校舎の解体が予定されており、去る5月25日にはお別れの会が実施されました。 (令和8年度完了予定)大戸小の児童は、リフレッシュされた教室棟を利用し学校生活を送っています。また、教育に熱心な保護者や地域の方々からは、引き続きたくさんの御理解と御協力をいただいて います。
そして児童を支援する49名の教職員は、児童一人ひとりに寄り添い、個性を大切にすることを 基本に、情熱をもって日々の教育活動を展開しています。これからも教職員一同、街の誇りと思っていただける 大戸小学校 を目指し、尽力してまいります。
さいたま市立大戸小学校 第25代 校長 吉岡 貴和
1 長い歴史と伝統
本校は明治6年、中里村(現在の中央区新中里)のお寺(大日堂)の部屋を借りて開校しました。 昭和19年に、現在の地に創立。創立80年、開校151年を迎える長い歴史と伝統のある学校です。 体育館建設時には、遺跡や土器が発掘されるなど、太古のロマンに満ちた場所にあります。
学校がこの地に移転した時、リヤカーで運んできたという2本の大きなヒマラヤ杉は長く大戸の子どもたちを 見守るシンボルツリーでしたが、平成20年8月に寿命のため惜しまれつつ伐採されました。その後は本校の キャラクター「妖精すぎっぴー」に姿を変え、大きな切り株のオブジェとともに現在も親しまれています。
2 笑顔あふれる大戸小
本校は、北浦和駅と南与野駅のほぼ中間に位置しています。校区は南北に長く、東側には国道17号や 商店街が、西側には切敷川や緑地公園があります。学校の近隣は主に住宅地域でマンションや社宅が多く、 保護者や地域の方々の学校に対する関心・期待度も高い、教育活動に対して協力的な地域です。
目指す学校像を「笑顔あふれる大戸小」とし、児童も保護者も地域の方々も教職員も、みな「笑顔」で 「あいさつ」のあふれる学び舎を目指しています。常に学校・家庭・地域が手を携え、子どもは家庭で「育ち」、 学校で「学び」、地域で「守られ、磨かれる」を人間形成の基本として、豊かな人間関係を育む「共創の教育」を 展開しています。令和6年度からは、学校運営協議会で考案されたスローガン「いつもわくわく大戸の子」も加わり、より一層の共育が進んでいます。
3 大戸小の教育
(1) 学校教育目標 かしこく やさしく たくましく
① めざす学校像 「笑顔あふれる 大戸小」
・学ぶ喜びのある学校
・保護者や地域と連携し信頼される学校
・安全・安心できれいな学校
② めざす児童像 「笑顔あふれる 子ども」
・かしこく・・・自ら考え正しく判断できる子
・やさしく・・・やさしさと思いやりのある子
・たくましく・・健康でたくましい子
③ めざす教師像 「笑顔あふれる 先生」
・確かな児童理解と指導力向上により、個に応じた指導ができる教師
・教育者としての使命感と豊かな人間性のある教師
・共通理解を図り、協力体制を確立し、組織的に対応できる教師
(2) 学校経営方針
① 確かな学力の向上
② 豊かな心の育成
③ 健やかな体の育成
④ きれいで開かれた学校
(3) 本年度の重点目標
「明るく、自ら考え、落ち着いて学習に取り組む児童の育成」
① 確かな学力の育成 <かしこく> 進んで勉強する子
ア)わかる授業の工夫と個に応じたきめ細かな指導
イ)学習規律や学習習慣の育成
ウ)「主体的・対話的で深い学び」の授業改善
エ)読書活動の充実
オ)タブレットを活用した個別最適な学び
カ)さいたまSTEAMS教育の充実
② 豊かな心の育成 <やさしく> 思いやりのある子
ア)コミュニケーション能力の育成
イ)感性を育てる環境づくり
ウ)生徒指導、教育相談の充実
エ)中学校区3校の連携によるいじめ防止の取り組み
③ 健やかな体の育成 <たくましく> がんばりぬく子
ア)体育授業の工夫改善と体力向上
イ)運動量の確保(リフレッシュ工事期間中)
ウ)望ましい生活習慣の定着
エ)安全教育の推進(自助)
④ きれいで開かれた学校 <きれいで信頼される学校>
ア)施設設備の安全管理
イ)伝統を受け継ぎ、花と緑に包まれた学校づくり
ウ)家庭・地域との更なる連携の強化
エ)学校からのデジタル情報発信やボランティアの受け入れ