校長あいさつ

笑顔あふれる大戸小へようこそ 

 さいたま市立大戸小学校では、令和7年5月1日現在、452名の児童が「笑顔あふれる大戸小」を スローガンに楽しく学校生活を送っています。
 令和3年度に始まった学校施設のリフレッシュ工事により、令和6年度に旧東校舎が解体されました。跡地に新設される校舎は、令和8年度に完成の予定です。
 大戸小の児童は、リフレッシュされた教室棟を利用し学校生活を送っています。また、教育に熱心な保護者や地域の方々からは、引き続きたくさんの御理解と御協力をいただいて います。
 そして児童を支援する49名の教職員は、児童一人ひとりに寄り添い、個性を大切にすることを基本に、情熱をもって日々の教育活動を展開しています。これからも教職員一同、街の誇りと思っていただける大戸小学校を目指し、尽力してまいります。

さいたま市立大戸小学校 第25代 校長 吉岡 貴和

 

 

 

 

1 長い歴史と伝統

 本校は明治6年、中里村(現在の中央区新中里)のお寺(大日堂)の部屋を借りて開校しました。 昭和19年に、現在の地に創立。創立82年、開校153年を迎える長い歴史と伝統のある学校です。 体育館建設時には、遺跡や土器が発掘されるなど、太古のロマンに満ちた場所にあります。
 学校がこの地に移転した時、リヤカーで運んできたという2本の大きなヒマラヤ杉は長く大戸の子どもたちを 見守るシンボルツリーでしたが、平成20年8月に寿命のため惜しまれつつ伐採されました。その後は本校の キャラクター「妖精すぎっぴー」に姿を変え、大きな切り株のオブジェとともに現在も親しまれています。

 

 

 

2 笑顔あふれる大戸小

 本校は、北浦和駅と南与野駅のほぼ中間に位置しています。校区は南北に長く、東側には国道17号や商店街が、西側には切敷川や緑地公園があります。学校の近隣は主に住宅地域でマンションや社宅が多く、保護者や地域の方々の学校に対する関心・期待度も高い、教育活動に対して協力的な地域です。
 目指す学校像を「笑顔あふれる大戸小」とし、児童も保護者も地域の方々も教職員も、みな「笑顔」で「あいさつ」のあふれる学び舎を目指しています。常に学校・家庭・地域が手を携え、子どもは家庭で「育ち」、学校で「学び」、地域で「守られ、磨かれる」を人間形成の基本として、豊かな人間関係を育む「共創の教育」を展開しています。令和6年度からは、学校運営協議会で考案されたスローガン「いつもわくわく大戸の子」も加わり、より一層の共育が進んでいます。

3 大戸小の教育

1 学校教育目標   かしこく やさしく たくましく
 (1)めざす学校像  「笑顔あふれる 大戸小」
 (2)めざす児童像  「笑顔あふれる 子ども」
    ・かしこく・・・自ら考え正しく判断できる子
    ・やさしく・・・やさしさと思いやりのある子 
    ・たくましく・・健康でたくましい子
 (3)めざす教師像  「笑顔あふれる 先生」
    ・確かな児童理解と指導力向上により、個に応じた指導ができる教師
    ・教育者としての使命感と豊かな人間性をもち、信頼関係に立つ教育を実践する教師
    ・教職員と協力体制を確立し、組織的に対応できる教師
    ☆コーチングの視点に立ち、児童の伴走者となる教師

2 学校経営方針
(1)確かな学力の育成 <かしこく> 進んで勉強する子
   ① わかる、楽しい授業と個別最適な学びの創造
   ② 学習規律や学習習慣の育成
   ③ 「主体的・対話的で深い学び」の授業改善
   ④ 多様なアプローチによる読書活動の充実
   ⑤ ICTの正しい活用と情報活用リテラシーの育成
   ⑥ さいたまSTEAMS教育の充実
(2)豊かな心の育成 <やさしく> 思いやりのある子  
   ① 場に応じたコミュニケーション能力の育成(あいさつ)
   ② 感性を育てる環境づくり(さいたまSDGs教育)
   ③ 信頼関係に立つ生徒指導、教育相談の充実
   ④ 中学校区4校の連携による、いじめ防止の取り組み
   ☆ 地域とともに子どもたちの人間形成を進める(行事、交流、訪問など)
(3)健やかな体の育成 <たくましく> がんばりぬく子  
   ① 体育授業の工夫改善と体力向上
   ② 運動量の確保(リフレッシュ工事完了、令和8年度当初予定)
   ③ 望ましい生活習慣の定着
   ④ 安全教育の推進(自助)
   ☆ 個別登校等の機会を生かし、危機察知能力の育成を図る
(4)きれいで開かれた学校 <安全で信頼される学校>
   ① 伝統を受け継いだ、花と緑に包まれた学校づくり
   ② リフレッシュ工事完成に向けた施設の管理と活用
   ③ 家庭・地域の更なる連携強化
   ④ 学校からのデジタル情報発信やボランティアの受け入れ
   ☆ 児童、教職員の発案による心地よい環境づくり

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